多賀城(宮城県多賀城市) 多賀城碑(国宝) 国指定特別史跡
登城日 2015年8月日 登城難易度★☆☆☆☆ グッズB
社員の日常編「日本100名城スタンプラリー」。今回は多賀城です。

大和朝廷は西暦4世紀から日本統一事業に取り掛かり、7世紀からは東北地方の統治併合に乗り出します。そして最初の鎮守府将軍に任じられた大野東人(おおののあずまひと)が多賀城を築城。長きにわたって東北地方の政治や軍事の中心地の役割を果たしました。“城”と呼ばれていますが、建築されたのが平城京を遷都(710年)した時代なので、矢倉等の建物や石垣はありません。周囲を築地塀で囲んで東・西・南に門を設置していました。完成当時の模型が城内に展示されていますが、“城”と呼ぶよりも、京都御所の大内裏と同じような“政庁”としての佇まいの方が色濃いです。

古代の城郭は築城年が不明な遺跡が多いですが、多賀城は南門のすぐ近くに「壺碑」(つぼのいしぶみ)という石碑が残っています。国内でも数少ない奈良時代に建立された石碑で、同時代の公式記録にも記載されていない事績が記されています。この当時の歴史的事業を現代に伝える貴重な史料として再評価され、2024年8月に「国宝」に指定されました。


そして、建造物は何も残っていませんでしたが、2025年3月に南門が復元され、新たなフォトスポットが誕生しました。新しい見どころも増えた古代の都城を是非散策してみてください。


