弊社は2013年8月29日に兵庫県内では初めて道路交通安全マネジメントシステム認証規格である「 ISO 39001 」を取得しました。
ISO とは、International Organization for Standardization (国際標準化機構)のことです。
その名の通り、国際間の取引をスムーズにするために共通の基準を決めるということです。
この機関が定めているのがISO規格で、国際規格はそのまま国内規格となるため国際取引がない会社にも適用されます。
その中でもISO 39001 は、道路交通事故による死亡・重傷事故ゼロの安全な社会を実現することを目的としています。
世界における道路交通事故による死亡者は年間130万以上、負傷者は年間5000万以上とも言われ、国際的に道路安全への取組みが注目されています。
こういった背景から世界中で最も信頼され得る道路交通安全の国際規約として、2012年10月に ISO 39001 が発行されました。
ISO 39001 は、「人・道・車」に関わる全ての企業や組織が計画段階からリスク管理手法を導入し、事故やヒヤリ・ハットを記録、調査、分析し事故への是正・予防処置を講じることで、道路交通事故による死傷者数の削減や事故による損失費用の低減をはかれ持続可能なビジネスが実現出来ます。
弊社はいち早く、ISO39001 を取得し、運輸安全マネジメントに基づき、重大人身事故ゼロ・追突事故の撲滅・SD取得率の向上を活動目的として委員による安全会議を定期的に実施し、
安全活動の進捗状況の把握をし、PDCA(Plan/Do/Check/Action)を繰り返しています。
海外における取引は未だありませんが、過去に経済発展の著しい中国のとあるトラック協会から連絡があり弊社の取組みを見学したいというオファーを頂いた事もあります。
先日の春のセンバツでは平成最初の優勝校・東邦(愛知)が平成最後も優勝と毎年熱いドラマが甲子園球場では展開されていますが、弊社でも年に一度、ISO39001の規格維持更新をするための監査を外部認証機関より受けています。その時期が夏であることと、日頃の取組や成果をアピールする場であることから、同じ西宮市内にある高校球児の聖地、甲子園球場になぞらえ社内では「夏の戦いが始まる」と言われています。
今年も夏の甲子園では熱いドラマが展開されることになるでしょう。弊社も高校球児に負けないような情熱をもって日々「安全・迅速・確実」な業務の遂行に取り組んでいきます。