小田原城(神奈川県小田原市) 国指定史跡
登城日 2015年5月4日 登城難易度★★★☆☆ グッズA
社員の休日編「日本100名城スタンプラリー」。今回は小田原城です。

武田信玄や上杉謙信が小田原を攻め込んでも見事に撃退するほどの防御力を誇った城です。武士が居住する区域だけではなく、城下町全体を空堀や土塁で防御する“総構え”と呼ばれるシステムも構築していました。
現在見られる石垣などの遺構は徳川家の譜代大名が修築したものです。関東地方で石垣を重ね、天守を設計した城郭は江戸城と小田原城だけでした。 天守は明治の廃城令で解体されますが、昭和28年に鉄筋コンクリートで復興され小田原のシンボルになっています。

外観は3重ですが5重天守の大きさに匹敵し、最上階の高欄(展望施設)からは箱根山系、伊豆半島、湘南のオーシャンビュー、そしてその先に伊豆大島と房総半島まで見渡せる絶景が広がります。大手口から入城すると本丸まで復元された常盤木門・銅門・馬出門を巡りますが、虎口による防御力の高さを実感されます。城の周辺には北条時代の古城跡や東海道の宿場町遺跡が散在するので、城下町は時間をかけて周遊する事をおススメします。



