外国人留学生のインターンシップを実施しました。

弊社の今後の方向性のひとつとして、国際化とIT化を目指しています。

 

先日、大阪の難波御堂筋ホールで開催された外国人留学生のための合同企業説明会において、弊社のブースに立ち寄って頂き、弊社に興味を持たれた留学生に対し、西宮市西宮浜本社にてインターンシップを実施しました。

 

参加して頂いた、外国人留学生の主な国籍はベトナム・中国でしたが、多少の言葉の壁があるにしろ、弊社としては、日本人学生と変わらないスキルを求めている為、敢えて通常のインターンシップとほぼ同じようなスケジュールで実施しました。

 

午前中はガイダンスだけでなく、日頃体験出来ないような実際の10トントラックの運転席にも乗って頂きました。かなりビックリした様子で「高い!!高い!!」と興奮気味でした。

 

午後は日常業務体験として、日報・月報にドライバーの勤務状況の記入をして頂きましたが、みなさん、想像していた以上にスムーズに難しい漢字の名前の判別をし、パフォーマンスの高さを感じました。

 

次に整備を担当しているグループ会社のアイレッカー協力のもと、自社開発したデータベースを使って、車両管理について学んで頂きました。どの業界でもIT化は必要不可欠ですが、情報処理の簡易化を進めることで、経験・経歴を問わずともITの力を借りれば、ある程度の仕事・判断が出来てしまうことを知って頂きました。

 

また、全国展開しているグループ会社とのネット会議にも参加してもらい、他地域における業務内容、状況のやり取りについて体験して頂きました。管理部門としての重要性を理解して頂けたかと思います。

 

最後に、面談形式のフリートークを行い、現状の外国人留学生の取り巻く環境、就職に対する考え方等からプライベートな話しまで話題が広がり、お互いの相互理解は深まりました。

 

倉本運送グループでは、現在、中国・ブラジル・チュニジア出身の外国人ドライバーが働いています。現状の運送業界のドライバー不足を考えると、外国人ドライバーは今後、益々増加傾向になり、それに伴って外国人雇用に対応するための労働環境の整備が必要です。管理部門としても、外国人雇用に対応する外国人人材の国際管理を担うメンバーは必須となります。

 

最近よく、テレビで放映されていますが、外国人労働者の受け入れ拡大に向けた改正出入国管理法が、参院本会議で採決され成立し、来年4月1日に施行されることになりました。

 

改正法は政府が指定した業種で一定の能力が認められる外国人労働者に対し、新たな在留資格を付与することが柱で、政府は介護や建設など14業種を検討の対象とし、5年間で最大約34万5千人の受け入れをすることになります。弊社に関係する業種として、自動車整備業が対象となりました。

 

日本の労働力人口は約6600万人、2017年10月末時点の外国人労働者は約127万人と、労働力の約50人に1人は外国人が担い、15~64歳の生産年齢人口は、2040年度に2018年度比で約1500万人が減り、日本は少子高齢化に向けて加速していきます。

 

倉本運送グループは、常に未来を見つめ、外国人人材の受け入れ態勢の確立を目指していきます。

 

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